警官による黒人男性射殺をきっかけに8/6に発生したロンドンの暴動だが、4日目にして一向に収まる気配はない模様で、ロンドン警視庁は9日までに685人を拘束、警察官111人と警察犬5匹が負傷。
キャメロン首相は 武力による徹底鎮圧(戒厳令の発動)も示唆している。
本日:デモ参加者に死亡者が出た。今後の展開は要注意である。
現在発生している暴動は、鬱積した社会への不満が噴出したものだが、内容は放火・略奪が主で そこに正当な主張はなく、
(社会に蔓延する)人種差別的な暴力への怒りが顕在化してきており非常に危険な状態へ突入し始めている。人種・宗教の対立は、本来今回の経済危機とは無縁な問題のはずだが、このタイミングで活発化しており、混乱をより複雑なものにしてゆく。他の国にも同種の問題が
(
潜在的にイギリス(若者)に鬱積する"人種差別問題"のシリアスさを訴えるダーカス・ハウ/英キャスター)
また、これまでも、グローバリズムに反対する平和デモにおいて、群衆の中に潜む【警官による秘密工作員】が街の破壊(デモの暴徒化)を誘導する様子が度々報告されている。暴徒化したデモ隊は一見「脅威」のように見えるかもしれないが、政府が擁する"軍事力"に比べればまったく無力であるばかりか、最近は【群衆制圧専用の新兵器】の開発も進んでいるようで、今後その凄まじさを思い知らされる事になるだろう。 (注:実際はこれらももう古い)
一瞬にして肌の下を焼くPAIN RAY-激痛光線-=Active Denial System
既に 群衆(=国民)制圧の主役が
警察ではなく【米軍】になっていることを見抜くべきである!
イギリスでは、実は
去年の11月11日、大学の授業料の3倍化に対する数万人の学生のデモ隊が与党・保守党本部を占拠するという事態も起きている。
▶ 学費3倍値上げに激怒、学生が与党本部に乱入 英国 (11/11/2011)
http://www.afpbb.com/article/politics/2774822/6439281
世界情勢をコントロールする勢力に関する「学習」が中途半端だと、
(デマも混ざった)情報で立ち上がらされ、本来の主張もなくデモに参加するが 争乱の中でデモは暴徒化 ⇒ 政府による武力鎮圧/一斉粛正(=投獄) ⇒ 警察国家化推進のシナリオが待っている。
この種の暴動が「先進国」の中で "イギリス"から始まっている点も重要である。
これらの状況は、経済崩壊の過程で アメリカやフランス 日本にも 必ず"伝播"する。
最後に一言。。
こんな状態で..
イギリスが "AAA"のワケないだろうがッ!!
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
イギリスの民族問題(移民問題)を扱った映画では、
2007年 社会運動家 ケン・ローチ監督(英)の「この自由な世界で-It's a free world-」etc..がある。
http://ameblo.jp/tonton3/entry-10138447962.html