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ショック・ドクトリン - 恐怖を利用した「経済改革」- by ナオミ・クライン
2011.10/29(土)『 崩壊する世界秩序と日本の未来 ②:救国への処方箋 』
 NWV勉強会 Vol.5
 http://cybervisionz.jugem.jp/?eid=230
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現在注目されている記事エントリーなので リンク切れ修正 & 一部加筆しました☆ 2011.10.23
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ナオミ・クラインの新著 The Shock Doctrine: The Rise of Disaster Capitalism 『ショックドクトリン -惨事活用型資本主義の台頭-』についてのインタビューである。

現在主流となっている ノーベル賞経済学者ミルトン・フリードマン(シカゴ学派)の説く徹底した自由市場主義と「真の変革は、危機状況によってのみ可能となる」という非常に危険な主張実際に応用されている様子を分析している。
(ノーベル賞とは一体なんなのか?最近の意味不明な受賞はアル・ゴアだろう.. )

  

この911以降の世界を一変させた【恐怖】を用いた経済変革および体制変革は、全体主義-ファシズム-勃興時や ソ連崩壊後のロシアの改革の際にも応用されている。

また、原爆後のアメリカによる日本支配(コントロール)も正にこれである。

ちなみに、紹介されている CIAが背後で主導したとされるチリのクーデターが決行されたのは、1973年の9月11日である。


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↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ...これがオリジナルのインタビューです

ショックドクトリン 大惨事につけ込んで実施される過激な市場原理主義改革
ナオミ・クライン新著を語る
   


映像のリンク切れが多発しているので 発信元のデモクラシーナウ!を載せておきます。
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          『 ショックドクトリン 』

 〜大惨事につけ込んで実施される過激な市場原理主義改革〜


           ナオミ・クライン新著を語る


1973年のピノチェト将軍によるチリのクーデター、天安門事件、ソ連崩壊、米国同時多発テロ事件、イラク戦争、アジアの津波被害、ハリケーン・カトリーナ。暴力的な衝撃で世の中を変えたこれらの事件に一すじの糸を通し、従来にない視点から過去35年の歴史を語りなおすのが、カナダ人ジャーナリストのナオミ・クラインの話題の新著The Shock Doctrine: The Rise of Disaster Capitalism(『ショック・ドクトリン:惨事活用型資本主義の勃興』)です。ケインズ主義に反対して徹底した自由市場主義を主張したシカゴ学派の経済学者ミルトン・フリードマンは、「真の変革は、危機状況によってのみ可能となる」と述べました。この主張をクラインは「ショック・ドクトリン」と呼び、現代の最も危険な思想とみなします。近年の悪名高い人権侵害は、とかく反民主主義的な体制によるサディスト的な残虐行為と見られがちですが、実は民衆を震え上がらせて抵抗力を奪うために綿密に計画されたものであり、急進的な市場主義改革を強行するために利用されてきたのだ、とクラインは主張します。

The Shock Doctrine by Alfonso Cuarón and Naomi Klein

このクリップは、ナオミ・クラインと「Children of Menトゥモローワールド」の監督アルフォンソ・キュアロンが
製作した約7分の短編です。クラインの新刊書「ショック・ドクトリン」の内容を、視覚的にまとめています。


投資家の利益を代弁するシカゴ大学経済学部は、「大きな政府」や「福祉国家」をさかんに攻撃し、国家の役割は警察と契約強制以外はすべて民営化し、市場の決定に委ねよと説きました。でもそのような政策は有権者の大多数から拒絶され、アメリカ国内で推進することはできませんでした。民主主義の下では実現できない大胆な自由市場改革を断行したのが、ピノチェト独裁下のチリでした。無実の一般市民の処刑や拷問を行ったことは悪名高いですが、それと同時にシカゴ学派による経済改革が推進されたのは、クラインによれば偶然ではありません。これがショック・ドクトリンの、最初の応用例だったのです。

ショックの効用を研究したもう一つの機関は、カナダのマッギル大学でした。同大学の精神医学科はCIAの資金で拷問手法としてマインドコントロールや洗脳の実験を行っていたようです。囚人に幻覚剤を投与し、近く刺激を奪って長期の孤立状態に置くことにより、精神を幼児まで退行させ、人の言いなりにさせる手法は、現在グアンタナモやアブグレイブで使われている拷問マニュアルに酷似しています。

戦後イラクで連合軍暫定当局(CPA)のブレマー代表は意図的に無政府状態と恐怖の蔓延を助長する一方で、急激な民営化を進めましたが、これを個人に対するショック療法のパラレルとしての国民レベルのショック療法とみることもできます。人類最古の文明におけるゼロからの再出発、既存体制の完全な抹消という発想には、個人の精神を幼児に戻して言いなりにさせるCIAの拷問手法が重なります。これはさらに、ハリケーン被害においても踏襲され、長年の放置により劣化したインフラが必然的に災害を招くと、それを口実に、まるごと民間に売り飛ばせという主張に拍車がかかります。

クラインを驚かせたのは、このようなことを公然と認める経済学者たちの発言が、たくさんの文献に残されていたことでした。自由市場経済を提唱する高名な経済学者たちが、急進的な市場経済改革を実現させるには、大災害が不可欠であると書いているのです。民主主義と資本主義が矛盾することなく、手を携えて進んでいくというのは、現代社会における最大の神話ですが、それを唱導してきたまさにその当人達が、それは嘘だと告白しているのです。この事実をふまえて、この数十年の歴史を振り返ってみることは、私たちがいま、どうしてここまできてしまったのかを理解する大きな手がかりとなるでしょう。

       shock-d

ゲスト: ナオミ・クライン (Naomi Klein)
カナダのジャーナリスト、作家、活動家。2000年に出版した『ブランドなんか、いらない』は、企業中心のグローバリゼーションへの抵抗運動のマニフェストとしてベストセラーになった。その後も、WTOのシアトル総会(1999年)への抗議運動に始まり世界社会フォーラムへと発展した反グローバリゼーション運動の動きを追い続け、『貧困と不正を生む資本主義を潰せ』を著した。アメリカのイラク侵攻が起こると"戦後の復興"に群がる企業の行動に注目し始め、2004年初めに現地を取材。三番目の著作The Shock Doctrine: The Rise of Disaster Capitalism (『ショックドクトリン  惨事活用型資本主義の台頭』)が、この放送の当日に発売された。

<出典:デモクラシー・ナウ!>
http://democracynow.jp/stream/070917-1/index.shtml

■ The Shock Doctrine のサイト(英語)
http://www.naomiklein.org/shock-doctrine

■ Shock Doctrine 〜 100 voices 〜
http://100voices.wordpress.com/2007/09/22/shock-doctrine/

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関連記事:
▶ ナオミ・クライン 〜 金融救済で暴利をむさぼるのは誰か?〜
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